先行上映試写に行ってきました
バルバラ セーヌの黒いバラ
実在のシャンソン歌手バルバラの
人生を演じる女優の設定からはじまるこの作品は、
当初ブリジットという女優、バルバラ、監督、周囲の人々と
役柄を分かれて始まるのだけれど、徐々にその境界線が曖昧になり
どこからが演技かプライベートか解らなくなってくる。
途中バルバラ本人の映像が出てくるのだけれど
主演のジャンヌ・バリバールが怖いくらいに
似過ぎていて、完全に乗り移ってイタコ状態。
かろうじて喉にあるホクロでジャンヌと認識できるくらい。
この日は主演のジャンヌ・バリバール、
さらに夏木マリの朗読とトークショーがあったからこそ
映画をさらに深く鑑賞できた。
成熟、パンク、矛盾。彼女を語るキーワード。
アルノー・デプレシャン監督 『そして僕は恋をする』で
共演したマチュー・アマルリックが今回は監督・脚本・出演、
元パートナーのジャンヌ・バリバールがバルバラを熱演。
そういえば『そして僕は恋をする』で
マチュー・アマルリックに一目惚れしたんだった。
(『ベティ・ブルー』ではジャン=ユーグ・アングラード に
一目惚れ。今も継続して二人とも好き)
命を削り人生を歌に捧げ、辛く悲しい人生であったけれど
常に愛を求め、強く生を全うした歌手であった。
11月16日より渋谷ル・シネマで上映
PR
Category
Article
(11/01)
(10/01)
(10/01)
(09/01)
(09/01)
Search