今日は七夕。
昨年「七夕と色の関係」に 色や意味を書いているので
今年は「なぜ短冊に願い事を書くのか」について。
中国の「乞巧奠(きっこうでん)」が由来とされています。
「乞巧奠」は天上で機を織る織女に手芸や針仕事、習字・詩歌
などが上達するようにと願うお祭りのこと。
笹については
まっすぐと成長した竹の空洞に神や霊力が宿り、
竹と月は地球をつなげる役目をしている理由。
(「筍と竹の秘密」)
古来より竹は神性ある樹木とされ、
神に祈る儀式において用いられていました。
また《笹の葉の触れ合う音は神様を招く》と信じられていて、
その枝葉に短冊をつるすようになったのは 江戸時代の頃。
里芋の葉に溜まった露で墨をすって願い事を書くと、
当時盛んだった手習いごとが上達すると言われていたから。
笹の葉の触れ合う音で神様を招くのは、
拍手や鈴の音のいわれに似ています。
遠くの星に願いをかけるとき、神聖な竹に短冊をくくりつけ
神様と星の天に昇るように強くて清い気持ちだったのでしょう。
夜空みたい
七夕の短冊に書いた願いごと かなったことがある|カルピス
なんてレポートもあります。
普段は願いを書き出さない人も、 いい機会なのでいかがですか。
石井ゆかりさん 七夕短冊@筋トレ
PR
Category
Article
(01/01)
(12/31)
(12/01)
(12/01)
(11/01)
Search