フランス映画 ヌーベルヴァーグの巨匠
行ってきました。
今回のお目当ては、トリュフォー作品にかかせない
アントワーヌ・ドワネル役を続けてきた
ジャン=ピエール・レオの初日舞台挨拶。
WEBチケット獲得まで万全の準備をし、
目の前で良い席は取られていく中
前から2列目B3というシートをゲット!!
取ったはいいけど肝心の本人は
来日するのだろうかとずっと気になっていましたが、
無事に壇上でお姿を見ることができました。
当然のことながら随分お年を召されましたが
絶対に実現しないだろうと思われていた彼の来日は、
トリュフォー&レオーファンにとって長年準備していた
宝石箱に、ふいに大事な宝石をもらったようなもの。
宝石箱に、ふいに大事な宝石をもらったようなもの。
上手い言い回しができないけど、
奇跡は起こる、と胸にくるものがありました。
繰り返し何度も観ている作品
「大人は判ってくれない」を改めて観ると
映画の中の大人のほとんどは身勝手で、
ネグレクトに近いんじゃないかなと思うほど。
豊かではない生活の中、
みんなイラつきながら生活していて
その余波をまだ成長過程のこどもたちに
ぶつけているように見えます。
こどもはこどもで、悩んだりしているのにね。
で、舞台挨拶に話は戻って。
壇上に上がって2つの質問に答え、
しばらくしたらせっかちに立ち上がり帰ろうとするも
周りに止められ写真撮影。
質問の内容は(ネタばれあり)
・「大人は判ってくれない」の中で
護送車に揺られパリの街並みを見ながら
涙するドワネル少年は何を考えていたのか
→当日風邪をひいていて自然と涙が出た。
それが人の心に響いたのなら、それは神の恩寵だ。
映画を撮影していると、そういうことが起こる
・トリュフォーが亡くなって30年ですが
いまだにジャン=リュック・ゴダールが
映画をとっているのをどう思うか
(わっそこでゴダールの名前だす!?と会場の多くの人たちが
ヒヤっとした気がする。私はした、、)
→答えは簡単「彼は今も生きているから」。
でも長生きしているから勝利者ということではない、に
会場中笑いがでた。ほっ。
その後ぽわーんとしながら帰宅しました。
映画祭は今月31日まで、
10月14日は関西の同志社大学ホールで
ジャン=ピエール・レオによる舞台挨拶を予定。
同じ日本の空の下にいるのが、本当に嬉しい。
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