行ってきました
監督、編集、撮影そして出演するのは
女優のフランソワーズ・ルブラン。
ジャン・ユスターシュ監督「ママと娼婦」が有名ですね
ジャン=ピエール・レオ、ルブラン、ベルナデット・ラフォン
初監督作品 『クレイジー・キルト』 は
ルブランは子供の頃からイギリスに魅了されており、
50年来となる文通友達がイギリスにいる。
60年代イギリスの刺激的なムーヴメント──マリー・クワント、
ツィギー、ミニスカート、ビートルズ、ローリング・ストーンズ──
を愛しつつ、やがて彼女はヴァージニア・ウルフの虜となってゆく。
そして年齢を重ねるうちに、今度はイギリスの庭園に興味を持ち……。
こうして彼女とイギリスとの関係が明らかになると同時に、
彼女自身の歴史そのものが、語られることとなる。
まさに“クレイジー・キルト”のように、
つまり、さまざまな種類の布の切れ端を使ってつくられる
パッチワークのように、彼女の人生の断片たちが縫いつなげられ、
現在と混じり合いながら、小さなハーモニーを生み出だしてゆく。
という内容。
上映+特別講義は映画関係者が多く参加していました。
その中で
「言語はとても面白く、深き意味を持っている。
例えばフランス語で【※感謝の念を伝える】という言葉には
【解雇する、お払い箱にする、さよならする】という意味もあり
それが好きではないので自分は別の言い回しをする。
内面の気持ちを相手に表現する言語はとても複雑で難しい」
※フランス語でなんといったのかは覚えてない
ダブルミーニングというほど簡単ではない
ふくらみのある言葉は私たちの言語にも多くあります。
そう考えると面白くもあり、怖くも感じます。
質問コーナーも終え帰りはじめる人も多い中、
その波に逆らってルブランの前にいき
「ありがとうございました、メルシー・ボクゥ」と伝え
握手していただきました。
思い切って話しかけて良かった、と思って振り返ると
我も我もと行列が出来ていました。
こういうチャンスって滅多にないから、
どんどん勇気をだしたらいいよ!
明日土曜日にはポール・ヴェキアリ監督最新作
『劣等生(Le Cancre)』上映後、出演者である
フランソワーズ・ルブランと監督のトークショーがありますよ
@アンスティチュ・フランセ東京
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