観てきました
『ジャネット、ジャンヌ・ダルクの幼年期』
第21回「カイエ・デュ・シネマ週間」
オープニング一回のみの貴重な上映。
1425年フランス、ドンレミ村。
8歳のジャネットは、まだジャンヌ・ダルクではなかったものの、
すでにイギリス人をフランス王国から追い出したいと思っていた。
詩人・思想家のシャルル・ペギーによる
『ジャンヌ・ダルク(1897年)』と
『ジャンヌ・ダルクの愛の秘義(1910年)』を元に
監督ブリュノ・デュモンは未来の聖女の
幼年期をミュージカルで描き出した。(紹介文まま)
後のジャンヌ・ダルクがこれですよ
面白くないわけない!
とんでもなく奇妙奇天烈で
説明しにくい難解さがありながら、
突如流れるメタルやエレクトロの電子音に
調子はずれで歌う高度なミュージカルに新しい世界をみました。
上映前、ニコラ・エリオット(「カイエ・デュ・シネマ」
ニューヨーク特派員)の映画紹介について
「すべてを理解しようとせずに感じて観てください」に納得。
街や教会が出てくるでもなく、
砂丘と羊が放牧されている中
神からの啓示を受け踊ったり
川を歩いていたら聖ミカエルなど
3人の姿が見えたりおじさんが
ヘッタなラップをはじめたり
とんちんかんなんだけれど
妙に面白くて、かなり好き。
次は京都のアンスティチュ・フランセなので
お近くの方は是非。
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