18世紀頃、イギリスの教養ある上流婦人が
知的な会話の場として興した文芸サロンの名は
「ブルーストッキング」。
名称の由来は そこに招かれたある人物が、
正装がないのでと断ると、今はいている毛の
「青い靴下」 (普段着) で結構です、と主催者が答えたことから。
通常 正装といえば、シルクのフォーマルな黒い靴下ですが、
青色の毛糸の長靴下や青いストッキングを着用することが
教養が高く、知性を尊重する婦人達のシンボルとされたのです。
それまで『男性上位時代』であったのを、これがきっかけで
女性の地位向上、参政権運動の発端となりました。
日本でも塚らいてうを中心とする女性運動グループが
「青鞜(せいとう)」 と和訳して月刊誌を発行していましたね。
確かに青系統はポップでかっこよく、個性的に感じます。
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