今日はこどもの日。
端午の節句や菖蒲の節句とも言いますね。
ところで「端午」ってどんな意味?
かというと、「端」は端っこ、つまりはじまりを意味し
「午」は月始めの午(うま)の日のことでした。
後に「午」は「五」に通じることから毎月5日となり
数字が重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになったとのこと。
「菖蒲」は「勝負」「尚武(しょうぶ)」と
字音が同じなので、男子たるものあらゆる戦に
しっかりと勝つことという願いを込めたそうで、
兜や武士人形を飾るのも、菖蒲と同じ意味合いのようです。
菖蒲湯につかるのは
根茎(こんけい)に精油が多く含まれていて、
腰痛や神経痛、鎮静作用などがあるので
疲労した体を休めるのに良い入浴剤になるから。
表で戦った後、湯船につかり
素早く疲労回復する意味もあるのかも。
あと、忘れちゃいけないのが柏餅。
柏は昔から神聖な木とされていて、
新芽が出ないと古い葉が落ちないため
「子供が生まれるまでは親は死なない」→「跡継ぎが途絶えない」
→「子孫繁栄」に結びつき、縁起のいい食べ物となったそうな。
なぜに柏が神聖な木かというと
雷に打たれる確立がとても高い木らしく、
ギリシャ神話では天空神ゼウスが人間に警告を与えるとき
強さの象徴であるこの木に激しく稲妻を落とすことからのようです。
聖母マリアの木、聖人の木とも言われているとか。
ひとつひとつに
深い意味や想いが込められていて、面白いですね。
菖蒲の花の青みがかった紫が
凛々しく冷静な男っぽさを感じます。
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