今日は琥珀について。
琥珀(こはく 英: Amber アンバー)は
ヨーロッパで古くから宝飾品として重宝されてきた
天然樹脂の宝石であり、化石です。
琥珀とは数千万年~数億年前の樹木の樹脂の塊で、
生成の過程で古代の昆虫、葉、花、樹の皮などが
自然に入りこんだ石もあり希少価値の高いものもあります。
鉱物ではないのに硬度は鉱物に匹敵し、
可燃性で溶けた琥珀をニス代わりにバイオリンや
家具などに塗布することも。
色は一般的に黄~オレンジ茶を連想しますが
実際のところは赤、青、緑、白、黒など250色以上が
確認されています。
緑色は最も若い琥珀で(若いと言っても600万年前)、
黄色は現存する最古の琥珀の色。およそ数千年前とのこと。
気が遠くなるほどの年月です。
他には漢方薬としても使われていて
効能は精神安定、血の滞り改善、排尿障害改善と
フィジカルにもメンタルにも効くようで、
今もポーランドのある地域ではお酒に琥珀を漬け込み
琥珀を取り出して飲むそうです。
また琥珀をこすると静電気を帯びるので、
良い気をもたらすとか。
宝石言葉は大きな愛、繁栄長寿など。
太古の記憶を持つ暖かみのある石は
どんな色でも包容力のある太陽のようですね。
PR
Category
Article
(01/01)
(12/31)
(12/01)
(12/01)
(11/01)
Search