日本時間朝方、フランス・カンヌで
開催されていた映画祭で授賞式が行われました。
結果は、、
・パルムドール(最高賞)『パラサイト(英題) / Parasite』
製作国:韓国
監督:ポン・ジュノ
キャスト:ソン・ガンホ、イ・ソンギュン
『グエムル-漢江の怪物-』『スノーピアサー』などで
主演のソン・ガンホと共に、独特の世界観を表現する
ポン・ジュノ監督、予告編ですでに面白い!
・グランプリ マティ・ディオップ監督『Atlantics』(英題)
・監督賞 ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ監督『ヤング・アーメッド』(英題)
・審査員賞(2作品タイ)
ラジ・リ監督『Les misérables』(原題)
クレベール・メンドンサ・フィリオ & ジュリアーノ・ドルネレス 監督『Bacurau』(原題)
・男優賞 アントニオ・バンデラス(『Pain and Glory』(英題)/ペドロ・アルモドバル監督)
・女優賞 エミリー・ビーチャム(『Little Joe』(原題)/ジェシカ・ハウスナー 監督)
・脚本賞 セリーヌ・シアマ脚本・監督『Portrait of a Lady on Fire』(英題)
・スペシャル・メンション エリア・スレイマン監督『It Must Be Heaven』(原題)
今年の傾向は全体的に貧困格差・人種問題が
テーマになっているものが多く、そこへいくと
その問題に皮肉をたっぷり加えてそうな
ポン・ジュノ監督作品が受賞も頷ける。
ダルデンヌ兄弟は長年ベルギーなどヨーロッパでの
底辺に生きる人々を映し出しているので正統派、かも。
とうとう受賞した アントニオ・バンデラスは驚くほど
ペドロ・アルモドバル監督にそっくりだった。
また大御所のテレンス・マリック、ケン・ローチ、
マルコ・ベロッキオにアルノー・デプルシャンが
受賞されなかった作品たちも大いに気になる。
今回は観たい作品がほとんどだけれど
日本の配給会社がどう動くか。公開を期待したい。
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