フランス映画祭関連でもうひとつ


ミッシェル・オスロ監督『ディリリとパリの時間旅行』

もう終わってしまったけれど
原画展で流れていたこの曲が今も頭に残っています



今迄は切り絵タッチの作品が多く
それも素敵だったけれど、色鮮やかに動き出す
一部写実的で他はアニメーションぽいコンビネーションが
オスロ監督独特です。

ベルエポックの時代に活躍した
サラ・ベルナール、ロートレック、モネにルノワールなど
そうそうたる面々がアニメーションで豪華に登場。おお！って声でます。



オスロ監督といえば
この『アズールとアスマール』はイスラム文化が
色濃く、背景が夢みたいな美しさで見事。
しかもラストが素晴らしく、宗教云々は置いておいて
あらゆる多様性のあり方を軽々超えてしまった。

お伽話をベースに現在のテイストも含んでいるので、
単なるアニメとは思えないほど問題提起しています。

映画の公開は８月２４日から