観てきました
本当に素晴らしくて言語化が難しい。
かつて愛し合った若くて美しい自分たちが老い
片一方が認知症にかかりはじめ、昔のことを思い出す。
それも深く愛した一人の女、アンヌのことばかり。
埋められない、取り返しのつかない時間を
まざまざと感じさせ、どうしても許せなかった
あの時を振り返る。一本電話をしていたら
なにか違っていたかと。いや、変わらない。
あの愛が完璧すぎたから、壊れるのが怖かったのだ。
当時の映像を織り込み、情熱を思い出しながら
この一瞬を大切に記憶に刻む。
登壇した岸恵子さんも話されていたけれど
こんな奇跡あるだろうか、53年前の作品を
同じ監督、同じ俳優たちで映像化するなんてこと。
抗えない時を超えて愛は永遠、次の世代にも続く。
一緒に生きられなくても、心が通じる一瞬があればいい。
『男と女』
クロード・ルルーシュ監督のお話も聞けて良かった。
老若男女すべてにすすめたい作品です。
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