強く賢く美しい大人の女で思い浮かぶのは
今も昔もジャンヌ・モロー。

闇の中で毅然とした恐ろしい何かを秘めた、
つまらないものには一瞥もくれてやらない女。




「気品の定義は分かる？」
「わからない」
「ならば、微笑んで　分からない時は微笑むの
　知的には見えないけれど相手に好感を与えるわ

　頬の緊張を解してごらんなさい　美しい表情になるわ
　微笑んで　微笑みは見せかけの優しさ
　甘い吐息は魂を溶かすわ」

「ルージュを引くのよ　女の本能のままに
　忘れないで　限界のないものが2つあるわ
　女の美しさとそれを乱用する事よ」





マルコ役ジャン=ユーグ・アングラード 
ボブ役チェッキー・カリョ、
どちらも違う形でニキータを愛する男。

冷酷な"掃除人"ヴィクトル役ジャン・レノは
わずか10分少々の出番でしたが、同じ殺し屋で
役名が変わり『レオン』として復活しました。