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観てきました



シェイプ・オブ・ウォーター



イライザ(サリー・ホーキンス)は
決まりきった単調な毎日を過ごし、
親友(リチャード・ジェンキンス)と
隣通しで暮らしていても孤独だった。

ある日、南米で捕獲された半魚人を
政府研究施設で手荒く調査する。
※1960年代米ソ冷戦が背景

偶然その場に居合わせた清掃員の
イライザとゼルダ(オクタヴィア・スペンサー)。

イライザは一目で半魚人に惹かれ、
幾度となく研究室を訪れ交流をはかる。

幼少時代から声を発することができない
イライザと、言葉を持たないクリーチャー。

しかしお互い心が通いあい、愛し合う。


イライザの苗字、エスポシトは孤児院の出と
わかる場面を思い出し調べてみたところ、
イタリア半島ナポリ付近が起源とあり、
この姓は大昔のイタリアで捨て子と養子、養女に
出された子たちにつけられたとされている。

身寄りのないイライザと
知らない土地に無理やり連れてこられた
不思議な生物の、種の垣根を軽々超えた愛の話。

たっぷり水の中を浮遊している
オープニングから、音楽も色も衣装も
部屋もチャーミングで美しい。

度々出てくる「緑」のキーワードや色は
時間・空間を意味するときに使用される
ことが多い。

例えば「マトリックス」「13F」
「あやつり糸の世界」などの現実とは
別の世界に。

「シェイプ・オブ・ウォーター」では
深い海の底を表わし、非現実的な現実の
時間空間を漂っている感じ。

ある場面から赤が出てきて
心情を表わすだけでなく
色相環でいう正反対に位置し互いを補う色、
を関係性にも反映している。

同じ人種で言葉が通じる人と
一緒にいても、双方が理解しあわないと
なにもはじまらないし、関係を破壊する。

共通の言葉を持たないものたちの
目で語り合う気持ちは言葉を必要としない。

言葉、とは。




















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