color air 3月12日、まるまるパリ 忍者ブログ

余程疲れていたのかすぐに寝付けたけれど、
同室の子がモンサンミッシェルに行くとのことで
早朝4時30分頃から起きて身支度。

小さな部屋の洗面所の明かりをつけて
40分ほどお化粧に時間がかかっていたら
フランス人マダムにとうとうお叱りを受ける。

※共同部屋で早朝出発の場合、小さな懐中電灯を持参すること。
 100円ショップで購入できるハンディタイプを口にくわえて
 人の迷惑にならぬよう支度するのを、どのユースでも見かけます
 言うまでもありませんが、安い金額で相部屋なのだから
 それぞれがわずかな間妥協しあうのがユースの鉄則。

今回ここに泊まっていなければ、一人不安のままで
日本語でのメールも出来なかったし(通常現地では英語表示)
本当に今回は日本人が多く交流できる場で良かった。

、、このまま悲しんでいてもどうにもならない。
滞在中はこの地でしっかりと過ごそう、と決めました。

で、彼女が旅立ったあとキッチンで朝食。
ユースは朝食付きで、アフリカ系マダムが仕切っています。

写真は撮りませんでしたが
セルフサービスでお盆、スプーンなどをとり
りんごのピューレ状の物体、食べられるだけの分のパン
(バゲットや他のパンあり)とジャム、バターをもらいます。
最後に「なに飲む?」と聞かれるので好きなものを注文。

※その前に「ボンジューマダム!」
 飲み物を受け取ったら「メルシー・ボクウ」を忘れずに。
 これだけで対応はかなり違います。
 とにかくどこ行っても挨拶。これ基本。

前の晩知り合った男の子たちのいる
同じテーブルにつき、地震の新情報入手しつつ軽い自己紹介。
ひとりはフランスにワーキングホリデーで1年滞在、
様々な経歴を持ちつつ日本で学んだエステ技術を磨くため来たそうで。
もうひとりは高校卒業してぐるぐるヨーロッパを周るバックパッカー。

「オレ1日€1で過ごしてるんスよ!」と自慢してた。
安いスーパーでバゲットとお水買えば出来なくはないし
しかも彼、愛嬌があるのでみんなに何かしらもらってる。
いまどきこんな骨のある子いるんだな。
で、つい私も大きなチーズを「ほら、お食べよ」とあげて街へ。
路地裏がすてき

まるまるパリで遊べるのは1日だけなので、効率よく周る。
まずは奇跡のメダイ教会
(Chapelle Notre Dame de la Medaille Miraculeuse)へ。

メトロはRepubulique(レピュブリック)駅から
11号線でChatelet(シャトレ)駅、
4号線に乗り換えOdeon(オデオン)駅。
最後に10号線でSevres=Babylone(セーヴル=バビロヌ)駅で到着。
電車に乗るまでずんずん歩くので、
歩きやすい靴じゃないと厳しいかも。


※パリの交通 切符 €1.7(2011/Mar)
3cm×6.5cmくらい 日本の切符に似たサイズ


改札を抜け階段を上るとすぐに
ボン・マルシェにでるので、そちら側に道を渡り
右に曲がってまっすぐ行くと、左側に協会があります。
礼拝堂も素晴らしく美しい。

いくつかの扉があり、その中に「medaille(メダイ)」と
書いてある紙が貼ってあるのでそこに入ると、
人が沢山いますし日本人シスターもいらっしゃいます。
話題になっているだけあり、日本人観光客がわんさかいました。
右に写っている白地に赤ハートと鳥のは
モンマルトルの教会で。それは後程

満足してからサンジェルマン・デ・プレ方面へ。


しばらく歩くと
「ダヴィンチ・コード」に登場したサン=シュルピュス教会


彫刻の意味とかを調べたらまた面白そう





教会の前にある噴水を守ってるのが獅子ですが
あんまり怖くない。しかも親戚の伯母に似ている


ベンチでひとしきり座って休憩してから歩いていくと
古本屋さんがあったり


色合いがいいお店があったり


 
レンタル自転車が流行ってた


リュクサンブール公園


ランナーがぞろぞろいた



間違いなくリッチな人たちが住んでそう


次はエッフェル塔へ、と歩き出すも
目的駅はなく、適当に歩いていると


美味しそうなパン屋さんがありまして、店内へ










同時に日本人らしき女性が入替わり出てきた。
クロワッサンとパン・オ・ショコラを注文。
占めて€2しなかったような。安い!


包み紙も可愛い


クロワッサンが大きくて右端から飛び出していたので
カリカリ食べながら到着したのがGare Montparnasse(モンパルナス)駅。

この付近はあまり治安が良くないと聞いていたけれど、ホントでした。
というのも、小さな女の子4,5人の集団が観光客や
お金を持っていそうな人を狙って金品を盗むのを近くで目撃。


恐らく現地に住むフランス人マダムだと思うのですが、
街角のATMでお金を引き出したところ、
すすーと寄ってきた集団にお金を引っ張り取られそうに。

マダムが大声で「Arretez!(アレテ)」(やめて!)と叫び、
周りの男性陣が助けてだしましたが、4人の少女はまったく悪びれず。
助けた一人の男性が自分の小銭を出し彼女たちにあげたものの、
金額に納得がいかなかったのか悪態をつきまくって
しぶしぶその場を立ち去りました。

私は近くにいた人たちと横断歩道を渡って
避難したので無事でしたが、周りにいた人たちも
大声張上げて彼女たちに文句を言ってました。



気持ちを静めて6号線に乗りBir-Hakeim(ビル=アケム)駅へ。
トール・エッフェル(Tour Eiffel)の副駅名がついていて、
エッフェル塔の最寄り駅。

電車に乗っていると
地下から地上に出てパリの街並みを電車から
眺めることができます。これだけでもこの線に乗る価値あり。

駅に到着して出口(Sortie ソルティ)を出るとパリ日本文化会館

入り口には若い男女日本人がざくざく3,40名いる。ツアーかな。

 異国でこういうところを見つけると、本当に心強かった


あとでここに寄ろう、地震の情報知れるかも。
ということでまずは目的地へ。

銃を持った警察官や迷彩服のソルジャーが沢山いる。
そしてその何十倍も観光客がいる。怪しい露天商もたくさん。

なんかスカートの中覗いてるみたいだな


時折日本語で話しかけてくるけれど聞こえないフリして無視。
たまに差別用語を投げかけてくるけれどそれにもしらんぷり。
どこの国にもイヤなこと言う人はいるけれど、聞いてないふり。

時計を見るとお昼頃。
そうだ、パン買ったっけとリュックを探り芝生に座る。
クロワッサン結構かじってた


なんでこんなに美味しいのかなぁ。バターたっぷりだから?
おなかも満たされて今度は凱旋門に行ってみるかと駅に戻る途中、


元気漲る王子
いい眺め

電車に乗る前、見つけたパリ日本文化会館に寄り
警備員の人に「トイレ借りていい?」と聞いたら
荷物検査したらいいよ、というので指示に従いおトイレ。

中を見回すと日本の放送をしているTVがあるので
かじりついて見る。原発が津波でやられて
大規模で大変なことが起こっていると知り
また不安になる。とはいえここじゃ何も出来ない、、、


無力感とこのタイミングに来た自分に憤りながら移動。

6号線でCharles de Gaulle - Etoile(シャルル・ド・ゴール=エトワール)駅へ。

ところが、ここでまたしても別の盗人少女グループを見かける。
これはまずい!早く逃げねば!と慌てて地上へ。
早く逃げてー!
カツラの代わりに手でカバー(かどうかは知らない

写真を撮り終わってから歩くとそこはシャンゼリゼ通り。


冷え込んできた 寒い
スタバはどこにでもある
スーツケースの色が可愛い。ピンクは€100だった


このあたりにあったモノプリは品物が充実していて、
le petit marseiliaisのハンドクリーム(2個セットで€4.99
通常ひとつが?3.5くらい)やLUなどのお菓子はお土産用に。


1号線 George V(ジョルジュ・サンク)駅からCharles de Gaulle - Etoile
(シャルル・ド・ゴール=エトワール)駅(まだ少女たちがいたので逃げる)、
2号線に乗り換えAnvers(アンヴェール)駅へ。


映画「アメリ」の舞台になったモンマルトルに行くのです
アールヌーボーなメトロ表示
すごい人。スリに注意


ここは布屋さん街で安いものが無造作に積まれ売られている。


下着屋さん。€4~5とあった



きれいなお菓子屋さん


このとき、リュックのジッパー金具は
すぐに開けられないように安全ピンなどで
留めておいた方がよし。警戒してるなとわかれば
近寄ってくる率はグンと下がる。
スパニッシュの女の子たちも同じことしてました。

混んでいる場所ではリュックを背負うのではなく
前で抱えるように腕を通していました。
あと、路上にいる人がすすっと寄ってきて、
勝手に手首にミサンガを巻きつけられたら
代金を請求されますので要注意。



見えたー!
サクレ・クール寺院まで歩く


寺院前の広場から、パリの街を見下ろす
こんなの走ってる


ロンドンではシルバーのプレスリーがいた



寺院の中に入るとき、振り返ったら人いっぱい


その中で、こちら限定のメダイを購入。それが
右2つ。左€4、右€5


目的を果たしたら雨が降り出してきた(15時くらい)
寺院裏手の絵描きのいるモンマルトルの丘へ





以前来たときには似顔絵を描いてもらい、
↓切り絵にもしてもらいました

確かにこの時髪がぼさってました お見事


寒いのでカフェ行こうかな

とはいえこんな調子で混んでるのでなかなか入れず


そんな中、このケーキ屋さんをみつけ









あまりに美味しそうなので購入 3つで€7.4
チャイニーズ風マダムが切り盛りしていて、対応よし。



アメリの働いていたカフェ行こうかな、、


ケーキも重いし、一旦ユースに帰る。
パリは歩くのも楽しい
アップ。ドラゴンと天使の組み合わせってあちこちある




ケーキを共有冷蔵庫に入れ、お土産を買いに再びモノプリへ。

ここでビスケットやチョコ、KUSMI TEAを手に入れる。
本当は7区の本店に行きたかったけど(通常より€1~1.5安いらしい)、
時間がない。Kusmi Shopping Bagも欲しかったけど仕方ない。



帰る途中、またしても騒動に遭遇。
ホステル近くの広場でなにかの集会。大騒ぎです


ツイッターやfacebookで集まったようで、目印カードを持ってる。




かなりの大人数の機動隊もでてきた

写真を撮ろうとしたらギロリと睨まれたので
(仕事中ですもんね)あらかた通り過ぎてからパチリ。

今日いったい何なんだ・・・物騒だな。

そそくさとユースに戻り、安心してケーキタイム。
贅沢な晩御飯 久々のパリブレスト美味し


一気に食べられないので、翌日の朝食に。

キッチンではセルフのコーヒーメーカーが
あったけれど(一律€0.5)、使い方がわからなくて
ユースに泊まっているフランス人に助けてもらう。


帰ってきたルームメイトとおしゃべりしたり情報交換したり。
みんなパリ日本文化会館を知らなかったので、
なにかあったら駆け込みな、と伝えておきました。
異国で日本語が通じるのは本当に助かるもの。

※重宝したのが、ネットで印刷したメトロの地図

折畳んでポケットへ。
でもその日行く場所の駅くらいは頭に入れておく


図書館で印刷した地図にいろいろ書き込み。これは使えた
不要になれば他の旅人にあげればいいし、でなきゃ捨てるとか。
重いガイドブックやいかにもな地図を広げるのはオススメできない


参考になるサイト




明日はパリからロンドンへ移動します
















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