色はどの時代でも、言語を超えた重要な役割を持っていました。
例えば日本の家紋のような存在の紋章。
家柄によりデザインが違い、紋章の配色にも様々なルールがあります。
通常は決まった色・デザインですが、
馬に乗ってやってくる騎士を
どのような用で来るのか、それとも敵なのかを確認するため
必要不可欠だったのが、マントの色。
吉報:赤&白のマント(+紋章)
凶報:青いマント(+紋章)
ドラマの作中にありました
内容も抜群に面白いのですが、
ダ・ヴィンチ役のトム・ライリー、
リアリオ役のブレイク・リトソンがステキです。
また、ダ・ヴィンチの親友がゾロアスター(教の創始者だと思う)と、
オカルティックな部分がふんだんにちりばめられています。
で、話は紋章学に戻りますが
貴婦人と一角獣展のタペストリーにも
織り込まれていて、単色や配色の意味が紹介されていました。
紋章の色彩は戦地で騎士たちを間違えないよう、
遠目で確認できるはっきりした色を用いられていました。
使用できる色は「金属色」と「原色」の2種類。
金属色・・・金、銀 2色
原 色・・・赤、緑、青、紫、黒 5色
原 色・・・赤、緑、青、紫、黒 5色
(※紋章図では金は黄、銀は白で代用可)
加えて「毛皮模様」アーミン(シロテン)、ヴェア(リス)の
2種類を合わせてデザイン。
配色でいえば
「同系統色を重ねてはいけない」というルールがあり、
その理由は美的なものというより、敵味方を識別するため。
どこまででも掘り続けられる面白い紋章学、
詳しくはこちらで。
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