観てきました
女王陛下のお気に入り
絢爛豪華なえげつなさ。
常に奥底に蠢く悪意の腐臭が溢れだしている。
瞬時に相手の動向を見抜き
先手に出なければ 女王の寵愛を受けられず、
安全な立場にいられない。
終盤に向け、アン王女のサラ、アビゲイルへの
気持ちが常に揺らぎ、当惑・苦悩が離れない。
最初は滑稽に見えたアンが次第に気の毒で、、
「嘘をつかない毒舌」は
ウサギのように愛らしい容姿と
肉の悦びを含めた献身の前では太刀打ちできない。
したたかであるとはこういうこと。
作品に怖い印象があるかもしれないけれど
眩い装飾の衣装もインテリアは素晴らしく、
これだけでも観賞価値は大いにあり。
そしてさすがヨルゴス・ランティモス監督、
観終わった後のモヤっと感が上手い。
気になる方は是非。
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