観てきました
『私は、マリア・カラス』@エルメス銀座
華やかで才能に恵まれた歌姫の印象があった
マリア・カラス(苗字は父が改名)の人生は、
最初は彼女が望んでいたものではなかった。
母のため、親の一存で決まったレールだったが
徐々に自身の望みと一体になっていく。
そこまでの努力、道のりは平坦ではなく
いわれのない悪評によりキャリアを貶められていく。
ギリシャの大富豪アリストテレス・オナシスとの
恋愛を考えると、歌が人生ではあったけれど
それにより最も欲しかったものが手に入らなかった
後悔などまざまざと浮き彫りになっていた。
ピアフやダリダでも同じく感じたけれど、
本当の愛の前では強がってはいけない。
ナレーションは『永遠のマリア・カラス』で
カラスを演じたファニー・アルダン。良い選択。
9月土日祝上映、入場無料 要予約
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