観てきました
実は1週間ほど前に鑑賞済なのですが、
どうにも言葉にまとめきれず。
↓ここからネタバレ&個人の感想あり↓
近年これほどまでに賛否両論ある作品も
珍しい気がしますが、個人的意見でいえば
予告編が良すぎて期待値が高すぎたかな。
途中、私はお金を払って
一体何を見せられてるんだ、、って。
一にも二にも、ホアキン・フェニックスあっての
『ジョーカー』で、脚本もバットマンの宿敵である
ジョーカーまでの道のりというにも納得しかねるし。(私はね
ただ、1970~80年代といえば当時の
アメリカ合衆国大統領ロナルド・レーガンが打ち出した
レーガノミクス、経済政策による社会福祉予算削減が
アーサーたちの低所得者層に打撃を与え、それにより
薬にも困り貧困に拍車をかけるという意味では理解できる。
なので、発端がよくわからないけれど悪者だった
ヒース・レジャーのジョーカーとはだいぶ違い、
孤高というより孤独が蝕んだ現代の闇の代弁者みたいだった。
脳の障害による苦しく笑う姿は辛そうで、
同じスマイルなら、ジャック・ニコルソンのほうが
あっけらかんとサマになっていたかも。
でもホアキンの痩せこけた素顔から
溢れ出る禍々しさは、メイクを優に超えて強烈だった。
ストーリーは同時代『タクシードライバー』の
オマージュのようで、有名なトラヴィス(ロバート・デ・ニーロ)
の指でつくった拳銃をこめかみにあてるシーンもある。
ずしーんと重く暗い映画だけれど
ホアキンが素晴らしかったからこれで十分。
『キング・オブ・コメディ』観てみよ、、
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