2016年3,4,5月に観て印象に残った作品をご紹介。
いつものことですが鑑賞前にあらかたの内容を知ってしまうと
もったいないので、細かいことは書いていませんのであしからず。
パリよ、永遠に
実話。ナチス・ドイツ占領下のフランスを舞台に、
ヒトラーからパリの破壊を命じられたドイツ軍将校と
パリを愛するスウェーデン総領事が繰り広げる密室での駆け引き。
合わせてこちらも
パリは燃えているか
1944年、アメリカ軍の援護を受け
フランスの首都パリの解放に至るまでを描く。
終始緊迫した内容で見応えあるのですが、それを上回り
出演している人たちが凄すぎてそっちばかりに気がとられました。
ざっといえばオーソン・ウェルズ、アラン・ドロン
ジャン=ポール・ベルモンド、レスリー・キャロン
カーク・ダグラス、シモーヌ・シニョレ、イヴ・モンタン
ジョージ・チャキリス、ジャン=ルイ・トランティニャン!
バーの女将とか軽口叩いて撃たれて死ぬ役とか
名立たる役者こんな使い方していいの!?と驚きました。
13F The Thirteenth Floor
マトリックスと同時期公開だったために埋もれてしまった名作。
「あやつり糸の世界」そのまんまです
巡り合わせのお弁当
夫に作ったお弁当が配達の手違いで別人に届いてしまう。
そこから手紙をやり取りして心を通わせていく、、
愛のない結婚だと双方わかっているならば、
新しい人生をはじめて幸せになってほしい、と思っている。
閉ざされた森
二転三転して観客を混乱させる系。
ラストは「ええっ」となります。なりました。
キングスマン
ちょいちょい下品と上品が行き来する、
でも基本カッコイイ(英国スタイルの紳士たちが)系。
義足の殺し屋ガゼルがイイ。キングマン2が楽しみ。
マジック・イン・ムーンライト
今ではすっかり好々爺のウディ・アレン作。
ミッドナイト・イン・パリもですが、
本当に1920年代好きですねぇ。
靴職人と魔法のミシン
扉をたたく人
どちらもトム・マッカーシー監督作。
まったくジャンルが違い、コメディも社会派も
それぞれうまくできている。
少女は自転車にのって
女性の一人歩き、自転車に乗ること、
夫から突然の別れを言われても従うしかない母など
自由とは言えない環境で育つ少女。宗教上の理由があるにせよ
あらゆる面での女性軽視は他人事とは思えず悲しい思いでいる。
おやすみなさいを言いたくて
オープニングもラストも、やりきれない気持ちでいっぱい。
この感覚は言葉で冷静に説明するより実際目にしてほしい。
パレードへようこそ
実話。かつてあの活動があったからこそ
今のイギリスでラブパレードがある。
苦しいときには助け合う、マイノリティだって
手をつなげば大きな輪になるという証明。
毛皮のヴィーナス
エマニュエル・セニエとマチュー・アマルリックのまさかの2人劇。
ポランスキー監督の変態風味が嫁さん(セニエ)で
よく醸し出されています。
サディズムといえばサド侯爵でお馴染みですが、
マゾヒズムの語源になったのはマゾッホさん。筋金入りです
さらば冬のかもめ
海軍で上官の命令により窃盗した水平を護送する道中記。
3名で旅するうち気心も知れ気が大きくなり、と繰り広げる
あれやこれやですが、決して飽きずに見ていられる作品。
いやでも、内容云々よりこのジャケなんなんですか、、
今回はこれにて終了。
気になるものがあれば是非。
1,2月の映画(2016 観た編)①
1,2月の映画(2016 観た編)②
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