観てきました
ナチュラルウーマン
年の離れた男性と幸せな日々を過ごしていた
歌手でありウエイトレスのマリーナ。
自身の誕生日の夜、楽しい時間のあと
愛する人は突然意識が薄れ帰らぬ人となった。
その後、亡くなった彼の元妻、息子、家族から
執拗に責められ侮蔑される。
彼らだけじゃない、警察も、病院でも
今迄あからさまにされてこなかった差別が
立て続けに押し寄せてくる。
葬儀に参列することも拒否された
彼女を導くのは彼の魂で、双方ともが
最も望んでいた愛の証だった。
そして未来へ羽ばたく。
主演のダニエラ・ヴェガ自身、トランスジェンダーで
女性に見えるけれど時折男性の姿も垣間見える。
作品としては元々興味があったものだったけれど
度々登場する白い封筒、イグアスの滝、ロッカーの鍵など
伏線かとおもわれていたものが一切拾われないまま
終わってしまって、んん???と不完全燃焼。
向かい風に立ち向かう姿、街中の大きな鏡、
自分の顔が映る小さな鏡のシーンは構図も良く
絵になるけれど、ダンスシーンとかいくつかの
場面はその尺必要?みたいのも感じたり。
途中流れる「(You Make Me Feel Like) A Natural Woman」は
アレサ・フランクリン よりキャロル・キングが好きだな。
彼らが本気で編むときは は体と戸籍が
女性になった話だったけれど
今回の作品はまた違った社会的差別があった。
ちなみに昨日は監督と主演のダニエラが
登壇予定だったのに「諸事情で」試写のみの開催。
帰り道、1月23日22時22分ごろ
アカデミー賞ノミネート発表だったことに
気付き、有力候補のこの作品の為か!と納得。
BBCの生放送に間に合って見ていたら
やはり外国語映画賞ノミネートされました。
おめでとう!
2月24日からロードショー
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