color air 映画・音楽 忍者ブログ

観てきました


レディ・バード

10代の少女から大人になる手前、
何者かになりたいけれどまだ自分がわからなく
でも一歩踏み出せば大きく変わると信じている年頃。

青春と母娘の関係、強い好奇心と見栄が
一緒くたになり、とにかく気持ちが慌ただしい。

黒歴史にもなりうる関わっちゃいけないバンドマン
(でも最高に顔がいい)との初体験、古い親友より
イケてる同級生と仲良くして上手くいかなかったりと
誰もが通過してきた痛々しい部分をありのまま映し出している。
『フランシス・ハ』と地続きな感じ。

近すぎる母と娘は似た者通しで個性が強く、
なだめ役の父親あっての二人で、反発する兄ミゲルの
恋人もなんだかんだとサポートしてくれている。

親元を離れ、初めて相手の存在やありがたさに気付く
シーンで涙してしまったのは、同じ経験をしたから。

シアーシャ・ローナンだからこそ共感できたし
最近どこにでも出演しているルーカス・ヘッジズもよかった。
レディバードの親友、ジュリー役
ビーニー・フェルドスタインの既視感、と思ったら
ジョナ・ヒルの妹!驚くほどそっくり。

なによりティモシー・シャラメは清い目で鑑賞できた
『君の名前で僕を呼んで』を先に観ておいてよかった、、

監督・脚本、もちろん女優としてのグレタ・ガーウィグほんと好き。

気になる方は是非。




















PR
HOME | 101  102  103  104  105  106  107  108  109  110  111 

忍者ブログ [PR]