今、アメリカではこんまりする(KonMari-ing)と
名前が動詞になるほど「ときめくお片付け」の
番組が流行っています。
こんまりさんは山ほどある荷物を整理する
技術を伝授しているけれど、北欧のこの人は
片っ端から荷物を預けて、一日ひとつ厳選した
アイテムを使って一年を過ごす実験をした本当の話。
『365日のシンプルライフ』
ルールは4つ
1:持ちモノ全てを倉庫に預ける
2:1日に1個だけ倉庫から持って来る
3:1年間、続ける
4:1年間、何も買わない
一見シンプルなようで、かなり極端で過激。
男性だから成り立つ話っていうのもある。
女性だったらメイク用品ひとつ欠けるだけで
大きなダメージあるじゃないですか、
マスカラでもアイライナーでも。
で、そもそものはじまりは
彼女にふられ、自分を見つめなおすためだったけれど
実験から見えてきたものは誰しもに共通する事柄で
"モノ"とは何か
この6か月間ある実験を試みている
そして、本当に必要なモノがだんだん見えてきた
女性に接するときは
役に立つ男のフリをしてきた
"あらゆるモノを持ってて何でもできるぞ"と
持っているモノの多さで幸せは計れない
人生はモノでできてない
生活に必要なモノは100個くらいだと分かった
その次の100個は生活を楽しむため
所有とは責任でありモノは重荷になる
どんな重荷を背負うか僕は自分で決める
とシンプルであることが導き出されてきます。
もうひとつ感じるのは、実際に訪れてみて
フィンランドのモノの少なさ・価値観と
日本で照らし合わせると、圧倒的にモノに
惑わされている私たちの価値観では
その思想がすっと入ってきて行えるかな、
なんて考えながら観ていました。
ただの映画としてとらえることも
出来るけれど、広い意味で別の方向での
人生へのアプローチができるのではと思いました。
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