行ってきました
塩田千春「鍵のかかった部屋」
赤く張り巡らせた血管のような毛糸の空間は
まるで胎内にいるようで、不思議と圧迫感がなく
ずっとそこにいられそうな安心感がありました。
ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展でおこなった
インスタレーションに近いもので、多くの人から寄付された
「鍵」を合計300kgの赤い糸で吊るしています。
鍵には鍵穴が必要で、鍵を手渡す人は
信頼関係があり、親密な関係であるはずです。
それはとてもパーソナルなものであり
関係を次につなげる意味を持ちます。
実は2008年、国立国際美術館にて開催された
「塩田千春 精神の呼吸」展へ靴を提供しました。
その靴は黒のコンバースで、 ロンドン・パリ・ベルギーを
散々歩き回って くったくたになった、愛着のあったもの。
あちこちの土を踏みしめ、思い出を連れてきました、と
手紙を添えて作品の一部にしていただきました。
その時も赤い糸でつながれていました(サイトに画像あり
展示は明日まで
KAAT 神奈川芸術劇場
PR
この記事にコメントする
Category
Article
(01/01)
(12/31)
(12/01)
(12/01)
(11/01)
Search