銀座アート巡り。


「あなたに続く森」

細菌、ウイルスなどを目に見えない生命を
ガラスを素材として表現した作品の数々。

作品自体、繊細で美しいのはもちろんだけれど
光から落ちた影の濃淡が震えるほど魅力的。

   

シャープな部分とぼんやりした陰影の
コントラストは見事。昔、図工で体験した
みかん汁をつかったあぶり絵を思い出した。

2月26日（日）まで
ポーラミュージアム アネックス




カール・ラガーフェルド写真展
「太陽の宮殿 ヴェルサイユの光と影」

モードの皇帝 ラガーフェルドが写した
モノクロのヴェルサイユ宮殿。
触りたくなるような紙質だった

2月26日（日）まで
CHANEL NEXUS HALL 




「曖昧な関係」

3人の異なる表現のアーティストによる作品展。
それぞれユニークだけれど、特に気に入ったのが
アンヌ・ロール・サクリスト のこちら



ガラスの裏面を黒で塗りつぶし、
反射を利用して数本の棒が下まで突き刺さって見える。
表面には時代を感じさせる年輪のある木片（？）と
長寿を意味する石の亀。

数本の棒は時間を超越し、
過去・現在まで一続きであるような感覚を受ける。
吸い込まれていきそうな黒い時間は今に続いている。



2月26日（日）まで
銀座メゾンエルメス




ウィリアム・クライン
「Dance Happening, Tokyo1961」

写真好きな方に。
動きが山海塾かと思った

2月26日（日）まで
Akio Nagasawa Gallery