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映画「バニラ・スカイ」、ご覧になりましたか



バニラとだけきけば 白くて甘い、
美味しいアイスやお菓子のイメージがありますが

映画の内容が色恋で甘い、というワケでなく
様々な深い意味がありました。


①「母親から相続したクロード・モネの絵画に
  デヴィッド(トム・クルーズ)がつけたニックネーム」

クロード・ モネの描いた 通称「バニラスカイ」の空

La Seine a Argenteuil(アルジャントゥイユのセーヌ川)
※これ以外にも似たタッチの空の絵があります


②夜から朝になる境目、白んできた感じを「バニラスカイ」という

③バニラ・スカイ(vanilla sky)は「幻想」という意味がある

④バニラ(vanilla)の形容詞には
 「質素で余分なものや装飾品のない」「ありきたり、普通」
 「平凡な選択肢(アイスなどでは一般的に選びやすい)」とある

 
富も名誉も女性も容姿の良さも持っていたけれど、
それがなくなった時、最終的に何を求めているのか。

その余分なものを取り去って
まっさらな状態のことをいうのかしら、と感じました。

バニラ=白にうっすら黄みがかっている色。
白には「リセット」という意味も含まれますからね。


重要なシーンの空に注目。これですよ、バニラスカイ

ペネロペ・クルス可愛い

朝か夕焼けかわからない、いろんなものが
ない交ぜになっている状況の中に見える、ひとつのもの。

彼が何を欲していたのか・・・は映画をどうぞ。


















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