白に関するお話。
正装時、男性女性ともに
白い手袋を着用したり
手にしていることがありますよね。
あの白い手袋について。
もともとは上流階級の貴族が着用するもので、
日常の家事労働は召使たちにさせて
自分は白い手袋を身につけて
一日を過ごすのが普通でした。
中世ヨーロッパの身分の高い女性は
常に慎み深く肌を隠す必要があったので、
肘までの長い手袋やベールなどで腕や首も被っていました。
(女性は結婚しないと食べていけない時代があったので、
貞淑なイメージをアピールしなければいけなかった)
つまりは働く必要がないくらい
裕福な地位にいますよ、というアイテムですね。
その他のいわれ
・ヨーロッパの言い伝えで結婚式の時、新婦は悪魔に狙われやすいので
手袋を振って追い払うというもの
・自分の手が穢れて汚いものであるという前提で、
大切なものを取り扱う際に敬意を表すために着用する
・現在では選挙活動時、有権者に対し自分が
清廉潔白であることを主張するもの
などなど。
ちなみに
手袋を逆さに持つと決闘の申し込みの意味になりますのでご注意を。
※決闘の申込みは、相手の足元めがけて白手袋を投げるか
顔を白手袋ではたき、相手が手袋を拾い上げれば受諾となるそうです
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