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8日目:F178 Liege リエージュ






サスペクツ・ダイアリー(日本版DVD未発売)

スティーブン・エリオットの実体験著書を映画化。

記憶と記録の掛け違えにより、父を死んだことにした
本からはじまる物語。

簡単にいえばほら吹きだけれど、
これが結構根が深く、どうも父側の記憶もおかしい。
例えば青いマスタングなのに父は赤と言っている。
それを聞いて息子は少し困惑しながら、父の思考を理解する。

エクゼクティブ・プロデューサーはロバート・レッドフォード。
クリント・イーストウッドもですが、差別や虐待、心の闇を
テーマに作品制作する俳優が多い。

部屋は停滞を感じさせる茶色。そんなイメージ。


印象的な言葉。

「世の中をどう解釈するか
 過去をどう記憶しているかで変わる
 人は感情を正当化するために記憶をすり替える」

「どうして僕らは人の記憶を疑うのに
 自分の記憶を疑おうとはしないのだろう
 僕は記憶の塗り替えを自覚している
 正直 認められるなら誰だってきっと同じだ
 他人の視点から見た自分の役割を振り返ったこともなかった」

きっと私たちも無意識で同じことをしている

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