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相も変わらず中国ドラマ漬けの日々をおくっています。

先日最終回を迎えてしまったけれど、このところ
最も好きだった作品「玉楼春(ぎょくろうしゅん)」。

内容は大岡越前 meets マイルドな「瓔珞」(わかります?
って感じで、主人公の林小春(りんしょうしゅん)が
自分・近親者の問題や不満をそれは見事な名裁きで
ばっさばっさとなぎ倒し、解決していく様は
すかっとして気持ちいいものでした。

それだけでなく衣装・小物の配色がとても良く
トーン配色のお手本のような衣を身に纏っているので
その点でも見応えがありました。

年齢や身分、TPOで衣に変化があるのは当然ですが、
控え目でどんな場にも浮かずに馴染む人柄を表す小春の
ペールトーン配色は濃い色の家具や重いシチュエーションの中で
逆に引き立ちました。

例えばこちら

《玉楼春 Song of Youth》EP20 29:40秒あたり

ただ足元を見ると、今回は同トーンではなく
ソフトトーンの青い衣が見えます。
状況によって合わせる色味が違うので
心情がわかりやすく、また気の強さや迷いも衣の色に表れていて
とことん衣装さんや製作者の力の入れように感心しています。

それに沖縄の紅型のような模様も繁盛に使われ、小春の上着に
使われている桃の刺繍にもそれぞれ意味がありそうで、衣装や
調度品などを特集したブックが欲しいほど。


で、最終話に向けてとんでもない展開が続き
慌ただしくも、初回の謎が解ける大団円となりました。
どこまででも上質で、最悪なこともあれど
全体的に上手くまとまった品の良い作品だと思います。


どの演者も良かったけれど小春の師匠役の
刘敏(リウ・ミン)がずば抜けて素晴らしかった。
↑「君、花海棠の紅にあらず」の美心(メイシン)

主人公の一人、玉楼役の王一哲は
「陳情令」のアーヤオに似てる気がしました。

「玉楼春」はyoutubeで全話観られます。
中国語と英語字幕ですけど、、



















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