日差しが強く、天気の良い日が続いています。
衣替えを終えた人も多いことでしょう。
さて、質問です。
よく着る服、お持ちの服は何色が目立ちますか？
これ、パーソナルカラー診断前のカウンセリングで
記入してもらうのですが、寒い時期になると
圧倒的に【黒】と書かれる人が多いです。
黒は着回しがきいて便利だし
どの色に合わせてもそれなりにマッチするので
すべての世代が間違いなくベーシックカラーとして
多くのアイテムを持っています。
多くのアイテムを持っています。
ただ、黒は強烈な個性を持つ色なので
周囲から近寄りがたいと思われたり、
着ている本人の気持ちがどんよりすることも。
着ている本人の気持ちがどんよりすることも。
この現象を「気分一致効果」といいます。
※気分一致効果とは、良い気分のときには良い情報が、
悪い気分のときには悪い情報が、その人の経験記憶や
判断に沿って選択され、結果として物事の捉え方が
気分に影響されて変化しているという心理現象のこと。
Mood Congruence Effect
つまり、人はそのときの気分に合わせて
無意識に色を選んでいます。
ポジティブな時はそれを後押しするような色、
ネガティブな時はさらにその影響を受ける色を。
軽く考えがちですが、第一印象や対人評価などに
ファッションの色は大きな意味を持っています。
黒を例にすると
・豪華、優雅、クール、リッチ、モダン、洗練
・反抗、拒絶、隠蔽、孤独、不満、沈黙
と両極端のキーワードの印象があります。
もしあまりにも同じような色合いばかりと気付いたら、
心が何を求めているのか、ほんの少し立ち止まって
考えてみるのが良いかもしれません。
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