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週末に行ってきました

『ココ、言葉を話すゴリラ』Le Studio @銀座メゾンエルメス

「奥村雄樹による高橋尚愛」展 @銀座メゾンエルメス


まずル・ステュディオで映画。
40席のプライベートシネマは事前にWEB予約をして
エルメス正面ではなく、建物をぐるっと回って裏で受付をします。

確認後、エレベーターで10階まで。
更に受付で名前を伝え、小さいのに豪華なパンフレットと
キャンディをいただいて好きな席に座ります。
トイレは席を確保後、受付を通り過ぎた右端にありますので
早めにいっておくことをおすすめします(2つしかないので混みます)。
2016年は「自然 ― 軽やかなギャロップ」がテーマで
8月はバーベット・シュローダー監督
『ココ、言葉を話すゴリラ』。

動物と人間が共通の言葉で話せることはできるのか、という実験に
ローランドゴリラのメス、ココと心理学専攻のペニーが
アメリカ手話を教え、会話していくドキュメンタリー映画。
順調な時ばかりでなく、喧嘩のシーンも隠さず
公開している場面で、自分が悪いとわかっているココの
バツの悪い顔やいじけたり意地を張っている様子など
人間そのものの表情に何度となく吹き出しました。

喜怒哀楽はどんな生き物も変わらないことを教えてくれます。
上映は土日祝日のみ、WEB予約。


その足で8階フォーラム「奥村雄樹による高橋尚愛」展へ。

この展示にくるまで全く知らなかったアーティストのひとりですが
本当に素晴らしくて、作品の前で立ち尽くしてしまうばかり。

ビデオインタビューで
「知り合いが使っていた鏡には、誰にも見えないけれど
彼らのかつての日常の記憶が残っているはず。
それをゆずってもらい、組み合わせた作品を制作した」

記憶と記録。この時点で一気に興味が湧きました。



腰を抜かすほど驚いたのが、あのイブ・クラインのアトリエで
発見した、正真正銘のクライン・ブルーの絵具缶!!!

それを切り裂いてアートにしています。
あえて近くから撮影はしていません。
実際にあのクライン・ブルーの比類なき美しさを目にしてください。




あらゆるアーティスト(例えばジャスパー・ジョーンズ!)に
「アメリカ地図を見ないで想像して書いて」という作品。

エルメススタッフの女性と話していたら、
「この2点は何度見ても笑える」と同じ意見で盛り上がりました。
なんかもう、、雑!なもの、なかなか皮肉のきいているものもあり。


両方とも入場無料なので、是非足をはこんでみてください。






















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