color air 白に込めた想い 忍者ブログ

先日の「美の巨人たち」での一場面。

パリ北部18区にあるモンマルトルの丘にある
サクレ・クール寺院のジャン・ラヴェルトン神父が
【白】について話していました。

「建築家ポール・アバディが手掛けたこの寺院の外装は
 トラバーチンという石で、雨で濡れたり風化すると
 白くなる素材を使用しました。

 白は神格化された汚れなき教会を表わし、
 平和を象徴する色です。アバディはそれまで
 教会建築で使われることのなかった白い石を
 永遠の平和を託したのです。」

ベージュの外観が多いパリでは
厳かなノートルダム大聖堂とは違う、
一見風変わりな様式と色を取り入れました。

教会の天井のモザイク画には様々な職種・人種や
朝顔柄の着物姿を着た日本髪の女性も描かれていました。

この番組で初めて知ったモザイク画については
当時混雑していたのでまったく気付かなかった。


2011年3月に訪れたサクレ・クール寺院


見下ろしたパリの街並み

多くの国で【白】は神に近い色ですね。




















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